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災害鍼灸マッサージプロジェクトの目的

詳細は以下の記事をごらんください。
http://890iwanuma.blog.so-net.ne.jp/2011-04-26-00

活動終了に関して

災プロでは、2011年12月6日をもちまして被災地へのボランティアの派遣を終了いたしました。多くのみなさまのご支援、ご協力、誠にありがとうございました。

被災地ボランティアに参加して [参加者からの感想]

林 教雄

私は、災害鍼灸マッサージボランティアに登録し、9月20日から22日にかけて、南三陸町へ行ってきました。
以前より、被災地に向けて、何かしたいと考えていました。事態が長期化していくにつれ、忘れていない、気にかけている、ということを、目に見える形で示したいことが動機です。
まとめて休みの取れる夏休みを利用。折しも退職したばかりの友人を見つけ、共に参加。現地にて合流した治療家も、鍼灸学校時代のクラスメートとであり、彼女は、何度も参加しているとのこと。今回も石巻での活動を終えてからのからの移動。彼女の行動力に、頭が下がる思いでした。
当日は移動時間や台風もあり、残念ながら3日間で活動できたのは、およそ2日。3人の施術となってしまった。最初の患者さんは役場の職員で、マッサージを希望されていた。どのように接したらいいのか、迷いながらの施術となってしまった。手が動かない・・・。戸惑う間に、時間となってしまった。初日は、1名で終了。
2日目は、台風のためホテルで待機。昨日の自分を振り返って、いつも通りの平常心ができていないと反省をした。黙っていたい人は、黙って寄り添っていればいい。話したい人は、ただ聞いているだけでもいいのではないか。どんな言葉をかけようかなんて余分なことなんだと思うことにした。
最終日は患者2名。仮設住宅にお住まいの方と、ボランティアにきていた方を治療した。施術中は、丹田に集中。普段の治療よりも短時間で進めることができたうえで、笑顔でお帰りいただいたのでホッとした。私自身にも、いい経験をさせていただいたと思う。
そこには、瓦礫が撤去され、土台しかない、更地になってしまった町がありました。

もう復興は無理でしょう?という地元の治療家の言葉に、何も答えられませんでした。

家族が亡くなり、家も失い、町というコミュニティもばらばらになりそうな中、暮らしている人達がいました。

そうした現地の様子を、実際の目で見て、聞いて、未だ咀嚼できていない自分がいます。草の根レベルのボランティアで支えていくことと、あまりに遅い国の対応に声を上げる重要性を、ひしひしと感じています。
最後に、現地に行くスタッフを支える後方支援スタッフの連携によって、スムーズな活動を行うことができ、感謝しています。残念ながら、このプロジェクトは終了予定とのこと。引き続き、なんらかの形での支援をしてゆこうと思います。


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お問い合わせは後方支援チームまでお願いします 。
問合わせ先: 890iwanuma*yahoogroups.jp (*を@に置換え)

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