災害鍼灸マッサージプロジェクトの目的
詳細は以下の記事をごらんください。
http://890iwanuma.blog.so-net.ne.jp/2011-04-26-00
活動終了に関して
災プロでは、2011年12月6日をもちまして被災地へのボランティアの派遣を終了いたしました。多くのみなさまのご支援、ご協力、誠にありがとうございました。
【活動報告】南三陸町(7/6)PCAT石巻(9/4~5) [参加者からの感想]
7月6日(水)南三陸町
行程:7月5日夜行バス横浜発-6日活動-7月7日夜行バス渋谷着
治療人数:中前民家 5名様
ベイサイドアリーナ 2名様
治療直後の感想:(一部twitter引用)
0泊3日の弾丸ツアーでしたが、これからも微力ながら継続的に参加したいです。
震災前までは、定期的にケアできてたのに、病院も治療施設も無くなって、悪化してしまってるという患者様ばかりでした。
まだまだ需要の情報も開拓の必要があり、人手は必要だと感じました。
ベイサイドアリーナでは、パーティション代わりの簡易テントを設営し、中も半透明のシートで区切って、簡易ベット2台設置。想像以上に快適な治療スペースでした。
皆様、とても気さくな方で楽しみにしてて下さり、若輩者の私のことも快く受け入れてくださいました。
この南三陸町への参加が、ボランティア活動開始のきっかけとなる初めての活動でした。
ここで、被災された方への配慮の仕方や、活動・施術における注意すべきことを理解し、きちんとした土台ができたと思っています。
本当にその機会を与えて下さった災害プロジェクト様には、感謝でいっぱいです。
9月4・5日(日・月)PCAT石巻
行程:9月4日新幹線東京発-4日午後・5日17:00まで活動-5日夜新幹線東京着
治療人数:9/4 13:00-17:00 8名様/施術者1名。
9/5 9:00-12:00 12名様/施術者2名。
13:00-17:00 7名様/施術者1名。
報告・感想:(一部facebook引用)
新規患者様は2名のみで、あとは両日とも再診。
かなり認識は高く、両日とも午前中で予約がいっぱいとなる。
患者様の約2/3が被災した石巻市立病院の看護師さんで、約1/3はヘルパーのボランティアさん。
看護師さん自身も被災されてる方が多く、避難所生活がきっかけで不調を訴える方多数。
遊学館は、要介護者の避難所として利用されている。
震災当時は180名ほどだったが、現在は約27名。
避難所閉鎖は9月末予定。
看護師さんたちのほとんどは、仮設をまわることになる見込み。
震災から少し時間が経ったからか、被災された看護師さんより当時の様子をお話くださる方が多くいらっしゃいました。貴重なお話をたくさん伺いました。
避難されている方の人数が減り、「前は本当に忙しかったけど、今はたくさん休みがあります・・・」それが良いも悪いもないと思いますが、・・・が気になりました。
避難所閉鎖後は、それぞれどこでどんな業務につくか全くわからないとのことでしたので、少しでも早く、看護師さんたちが力を発揮できるような、かつ安定した医療機関の体制が整ったらいいなと思いました。
活動の他にも、8月・9月と災害プロジェクト様のミーティングにも参加させていただきました。
活動の中では知り得ない、裏方の大変な努力を感じました。
また、活動の引き際、地元の治療家先生への引継ぎの取り組みなど、全てにおいて現地を第一に考えて進められるミーティングは、私にとってとても有意義な時間でした。
災害プロジェクト様の他にも、微力ながら一般ボランティアや他の鍼灸マッサージボランティアにも参加してきました。そこで、ボランティア活動の難しさや意味などを考えるようなこともありました。がしかし、災害プロジェクト様の私が一番すごいな~と思うところは、代表の三輪先生のお考えがしっかりチームの皆と共有されており、方針が一貫していてぶれない。もちろん今まですごい困難もあったと思うのですが、それをチームがずっと今まで続けるということは、すごいな~と感銘を受けます。
私事ですが、今後しばらくは定期的に宮城県と岩手県で活動を行います。
災害プロジェクト様の活動がなかったら、今の私はおそらくない、と思うほど心からの感謝でいっぱいです。
この活動を通して感じたこと、学んだことを大いに生かして、これからの活動へ繋げていきたいと思います。
ありがとうございました。
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
石田 千絵
お問い合わせは後方支援チームまでお願いします 。
問合わせ先: 890iwanuma*yahoogroups.jp (*を@に置換え)
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