災害鍼灸マッサージプロジェクトの目的
詳細は以下の記事をごらんください。
http://890iwanuma.blog.so-net.ne.jp/2011-04-26-00
活動終了に関して
災プロでは、2011年12月6日をもちまして被災地へのボランティアの派遣を終了いたしました。多くのみなさまのご支援、ご協力、誠にありがとうございました。
【活動報告:南三陸町】10月21日~23日 [参加者からの感想]
今回は、地元の師会の研修会で、他から行った、山元町の報告と前回の南三陸町の報告をしたところ、若い先生から、ぜひ現地に行って参加したいと相談を受け、一緒に参加することとなりました。
たまたま、主人の会社のリフレッシュ休暇とも偶然にも日程が一緒になり、ご好意に甘えて、運転主兼スタッフと言うことで、滋賀から三人で参加させていただきました。
20日の夜、滋賀を出発し、道に迷いながらもアリーナに無事到着し、当日の午後からの活動場所の平成の森へと。
着いたら既に、部屋の前には予約表があり、名前が記入されており、通常の時間割では当日の予定時刻では追われない状況のため、申し訳なく思いながらも一人当たりの時間を少し短くして、治療にあたらせていただきました。
皆さん、楽しみにして待っていて頂いたとの言葉に心から感謝の気持ちで一杯でした。また、皆さん、本当にお話しが好きな方が多く、仮設住宅での生活が寂しいのではと、心のケアが心配になるほどでした。
終了間際に、一人の年輩の女性が、他の人が名前を書いておいてあげると言われたから来ましたと来られましたが、名簿には名前はなく、既に予定の時刻を押している状況でしたが、一生懸命急いで来られて、はあはあと息をされながら、途方に暮れた姿に、せっかく来た下さったのだからとおもい、急遽、他の人と同じ時間は出来ないですがと後かたづけを片方でしながら、マッサージをさせて頂いたところ、予想以上に喜んでいただけ、車に乗って帰るまで薄暗くなっていく中、手を振っておくって頂いた事が、目に焼き付いて居ます。
改めて、技量や技法ではなく、私は一人でもおおくの人に喜んでもらうために来たのだと、2回目にしてやっと心底そう思えた瞬間でした。
翌日も港地区を回らせてもらい、情報の行き違いなどのトラブルがあり、なかなか治療が開始できないというトラブルもあり、2カ所目の波伝谷仮設住宅を引き上げる時間がかなり遅くなり、外灯もなく、しとしとと雨が降る中、なれない下り坂のカーブで、後輪を脱輪してしまい困っていたら、仮設住宅の方が、無事に坂を下りたか見に来てくださり、状況を見て、仮設住宅の男性の方に連絡してくださり、車を上げてくださり、ハンドルの方向も山の下に落ちないように方向も直していただき、無事にホテルに帰り着くことが出来ました。
結局、お役に立つどころか、迷惑を掛けに行った形になり、申し訳なくおもいました。
翌日の夕方、心配をして無事に車はうごいているか?遠い道のり帰るのだから、気を付けて帰ってねと優しいお電話を頂き、涙が出る思いで帰ってきました。
最終日は歌津地区の港親義会館では、前回もお世話になった、自治会長の奥様にお持てなしまで受け、本当に何をしに行ったのかとなんだか申し訳ないような気がしたまま帰ってきました。
しかし、奥様のお陰で、他の所とは違い、落ち着いて治療をさせて頂けたことに本当に感謝の言葉しかありません。
今回で、私がプロジェクトに参加させて頂くのが最後になることが、とても残念で仕方ありません。
仮設住宅には、地元の先生の所に簡単には行けない方もまだまだおられます。かと言って単独で行っておこなうべきボランティア行為でもないかと思います。でも、どこかで区切りを付けないといけないことも事実だと分っていますが。
何処まで、役に立てたのかは分りませんが、やはり、これで最後かと思うとやりきれない思いで一杯です。
もし、今後も再活動や何かあれば、どんな形でも参加できる様にしていますとお伝えして、今回の報告とさせて頂きます。
現在も現地や色々な所で、引継ぎなどで、頑張っておられる先生やスタッフの皆様、お体にはくれぐれもお気を付け下さい。
そして、感謝とお礼を。 本当に、ありがとうございました。
伊藤優子
お問い合わせは後方支援チームまでお願いします 。
問合わせ先: 890iwanuma*yahoogroups.jp (*を@に置換え)
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